J1では6人の韓国人GKが活躍
今やJリーグでは韓国人ゴールキーパーラッシュとなっています。J1で9人の外国人ゴールキーパーのうち、6人が韓国人です。
- ク・ソンユン コンサドーレ札幌
- イ・ユノ ベガルタ仙台
- クォン・スンテ 鹿島アントラーズ
- チョン・ソンリョン 川崎フロンターレ
- キム・ジンヒョン セレッソ大阪
- キム・スンギュ ヴィッセル神戸
ちなみにメンバーもそうそうたる顔ぶれです。
今や韓国代表の正ゴールキーパーを務めるキム・スンギュ(神戸)をはじめ、チョン・ソンリョン(川崎)、キム・ジンヒョン(C大阪)も正ゴールキーパーを争う韓国代表選手です。
では、なぜ、韓国代表のトップ選手がこれだけJリーグに所属しているのでしょうか?
そこには日本人ゴールキーパーの育成と韓国国内のKリーグでの育成方法が絡んでいるようです。
Kリーグは外国籍選手のGK登録が出来ない
各国のリーグでは独自のルールが存在します。特に外国籍選手の登録については様々です。
その中で、韓国Kリーグではゴールキーパーは「韓国籍を持たない選手は登録できない」というルールがあります。
ですので、Jリーグの様に外国籍選手がゴールキーパーを務めることはありません。
このルールが適用される前は、Kリーグでも多くの外国籍選手がゴールマウスを守っていましたが、これでは自国選手のゴールキーパーが育たないということで、このルールが誕生したようです。
確かに、ゴールキーパーは試合途中で交代が行われるポジションではありませんし、シーズンを通してほぼ決まった選手が出場することがほとんどです。
そう考えるとこのルールも納得です。
移籍にJリーグを選ぶわけは?
理由は二つあると思います。
- Jリーグでの需要あり⇒日本人GKよりもすぐれている
- 日本でのプレーを望む選手が多い⇒年俸も高く暮らしやすい環境
1はまさに韓国でのゴールキーパー育成が成功している証拠ではないでしょうか。
育成体制が整っていて、更にゴールキーパーを育成するコーチ陣の質も高いとか。
また、Jリーグの各クラブもアジア枠の選手をゴールキーパに使うことが出来て、弱い部分の補強をするうえで理にかなっているようです。
2については、代表クラスの選手であればJリーグではKリーグに比べて2,3倍の年俸を手に入れることが出来るそう。
そして、隣国の日本ですから時差もなく生活もしやすく治安も良いですからね。
サッカーに集中するには良い環境ということですね。
このように韓国籍の選手が移籍によりJリーグで活躍することは、韓国サッカー界でもとても良いことです。
Kリーグで自国選手に出場機会が回ってさらに成長する選手が出てくるわけですからね。
まさにwin,winの構図です。
同時について回る議論が日本人のゴールキーパー育成についてです。
良い選手が育ってきてはいるようですが、いまだに日本サッカーのウィークポイントとよく言われます。
この辺も機会があれば記事にしたいと思います。
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