強いシュートが打てない。
球際の競り合いで勝てない。
相手とのコンタクトプレーですぐ倒されてしまう。
そんな時、下半身や上半身の筋トレで筋肉をつけて負けない身体を作ろうと思うかもしれません。
また、小さい身体を大きくしたいと思うかもしれません。
効果はあるのでしょうか。
筋トレ<体幹トレーニング
正直、筋トレでの効果はあまりないようです。大人がやるほどの筋肉はつかないとか。
簡単に言うと伸びしろが少ないと言うことですね。
それよりもデメリットの方が重要。
ジュニア年代はまさに成長途中です。小学6年生で身長が止まって身体が出来上がってしまう子なんていませんね。
普通に生活してて大きくなる年齢です。
そこで、器具等を使い負荷をかけてトレーニングを行うことは多少の筋肉はつくかもしれませんが、関節の痛みが出たり、その後の成長にマイナスに働くことが確認されています。
子どもの骨をレントゲン撮影すると「骨端線」というものがあります。
これは、関節付近にある成長軟骨で、この骨端線の有無で身長が伸びる伸びないが判断できます。
その骨端線を高負荷の筋トレで損傷させてしまうことがあるようです。
最悪の場合は、身長が伸びなくなってしまいます。
骨端線については過去記事も参照ください。「子供の身長について」
ただし、筋トレがすべて悪影響を及ぼす訳ではありません。
あくまで荷重をかける高負荷の筋トレはNGだということ。
自重で行う筋トレは神経機能の向上ならびに成長ホルモンの活性化が見込めます。
自重とは腕立てやスクワット等です。
体幹トレーニングと思っても良いでしょう。筋トレで筋肉を付けるのではなく、神経機能の向上、成長ホルモンの活性化を見込んでこちらに時間を費やすのが良いと思います。
本格的な筋トレはいつから?
それでは高負荷の筋トレはいつから始めてよいのか。
個人差はありますが、身体が出来上がる年齢。平均的には男性は17歳、女性は15歳と言われています。
このぐらいの年齢から徐々に開始するのが理想のよう。
ここからでも大きな筋肉、フィジカルを手に入れることは出来ます。
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